ホテル・飲食分野への取り組み
2022.03.12

#09 | デザインの統一とギャップ

点から面へ

ホテルや宿泊施設は、本館内外に複数の飲食業態を展開することが多く、様々なお店をつくりながら本館を含めたすべてを点でなく面で捉えることが必要です。
また、名物やお土産品など物販商品も多数。それらをミックスしながらホテルとしての魅力を高め、総力でホテル全体のブランドづくり、お客さまへ感動と満足感を提供します。

わたしたちの業務としては、新店の店舗コンセプトからロゴデザインとキーデザインの開発、店舗ツールデザイン、サイン計画から内装デザインに運営備品の手配。自社商品のパッケージデザインや包材計画、ホテルのメニュー撮影ディレクションや広告制作、ウェブサイトや販促物のデザイン管理などなど多岐に渡りますが、日常的に生まれるデザインや企画をクリエイティブ分野の担当者としてしっかり制作管理する、継続的なマネジメントを心がけています。

常にブランド管理は「統一」作業ではなく「クリエイティブ」視点で

そしてわたしたちが最も大切にしていることは、ホテル全体のコンセプトを意識・表現を統一するだけの「作業」にとどめず、それぞれの業態の個性をしっかり引き出して世に出していくこと。
結果、それぞれに魅力を持った店舗や商品として数珠つなぎに展開され、メインブランドを日々成長させていくことができます。

すべてを何から何まで統一するのではなく、大きな包容力のあるブランドイメージの下にいろいろなキャラクターをつくり、奥行きとエンターテインメント性のある総合力をデザインしています。

 

 

ページの先頭へ